行動は刃物で、理論はその持ち主である

1.8〃エンジンはカリーナのメイン車種、コロナでは経済版だが、このエンジンは槻年からシングル・ポイント噴射のSiからマルチ噴射のEFIのFEに進化した。
加速時の性能はわずかのアップだが減速した後のレスポンスが早くなった。
ただし、どちらも実用ムードの性格だといえる。
そのため、2〃車のようにものぐさな運転ではかなりおとなしい性格である。
ということは、急ぎたい時には、マニュアルでもATでもギアを1段下げて駆動力を強くするのが2″車と違うテクニックである。
ふだんはおとなしく経済的に走り、スポーティに走りたい時にこれを思い出せば1800でも秘めた力を引き出せる。
このクラスは全体に軽快なのがとりえで、これはタイヤの転がり抵抗が小さいためである。
もし、カーブで無理がきかないからとタイヤだけを太くすると、この軽さが失われる。
しかも、一般的にFF車ではカーブで過剰なトルクがないほうがFF車の癖は出にくいものである。
1800車は非力どころか、それがうまくバランスしているので操縦性は優れものである。

だいたい、ヨーロッパでは1800と言えば上級の車に属すが、それは軽快さとドライバーが適当にパワーを生かす運転をしているから車が生きる。
日本のドライバーは、加速しながら、タイヤを無理にこじって曲がろうとするからタイヤからのエネルギー・ロスが大きい。
そのロスを減らす工夫をしないで、22ならそれを負かせると考える。
トヨタ車の中でもこのクラスに乗る人は、自己流の運転で常に力がない、スポーティでないと車に不満を抱いている。
軽快な1800ではもっと効率のいい走り方を研究すべきだ。

←こちらをご覧ください。

FF052